モウ・マン・タイ

             (香港日本人倶楽部合唱団OB/OG会)

 私達、モウ・マン・タイ団員は全員が過去に香港に駐在し「香港日本人倶楽部合唱団」に籍を置いていたOB・OGです。 異国の地で、気の合った仲間と合唱する楽しさ、ステージを共に作り出す一体感と喜び、練習後の飲み会の盛り上り、、、そのどれもが今なお輝きを失わない大切な思い出です。 

 帰国後、そんな共通の思いを持ったメンバーが声を掛け合い「モウ・マン・タイ」が誕生しました。

 「モウ・マン・タイ」とは広東語で「大丈夫」「問題無い」という意味です。様々な事情で練習に出られなかったり、足並みが揃わない時も、「大丈夫、大丈夫、出来る事をすればいいから、モーマンタイラ~」と声を掛け合う。大らかな雰囲気と懐の深さがモウ・マン・タイの最大の魅力なのです。

 とかく窮屈で忙しい日常生活だが、ひとたびモウ・マン・タイの扉を開くと、そこにはみんなの笑顔と暖かいハーモニーが溢れている。人には優しいが、美しいハーモニーへのこだわりは?・・・・・問題無く完璧!!のはず。。。。?

 現在も香港日本人倶楽部合唱団との良好な関係を保ち、香港や日本での合同のステージを通じて、帰国後のOB・OGの受け皿的な存在になっています。

「モウ・マン・タイ」は現在も進化し続けているのです。

団長挨拶  

団長 野下  勝彦

1997年(平成9年)に創設された「モウ・マン・タイ」は、香港に駐在し香港日本人倶楽部合唱団に所属した仲間の合唱団として、親睦と練習、社会貢献活動を活動の中心としつつ、これまで5回の演奏会を開催し、合唱活動をより楽しみながら活動を継続してきました。

2022717日には、創立25周年という大きな節目を迎えるにあたり、これまで合唱団の活動を支えてこられた多くの方々への「感謝」を込めて大曲モーツァルト作曲「レクイエム」をこのために特別に編成していただいたフィルハーモニア・アンサンブル東京の皆さんと演奏会を開催する事ができました。これからも聴く人の心に響く豊かな音楽づくりのため、モウ・マン・タイの個性が発揮できる演奏を目指していきます。

 

また、私たちが大切にする事として「大家族主義」を新たな活動のテーマといたしました。励ましあいながら「思いやりの心」を持って、音楽を通した社会貢献を続けていきたいと思っています。特別養護施設に招いていただき一緒に歌う事もその大切な原点です。大事な仲間と心を合わせた合唱活動が私たちの幸せと誇りです。

指揮者・ピアニスト紹介

指揮者  車 真佐夫

 

<プロフィール>

指揮法を元日本合唱指揮者協会会長の佐々金治に師事し、齋藤メソッドの手ほどきを受ける。大学時代、混声合唱団コール・ポリフォニーの学生指揮者をつとめ、卒業後は男声合唱団コール・ヴァフナ団内指揮者、香港にて香港日本人倶楽部合唱団指揮者、ドイツにてデュッセルドルフ メナー・コーア指揮者を歴任。また、ベルリン駐在中に、ソニーセンターグランドオープニングコンサートでリハーサルマネージャーをつとめ、ベルリン・フィルと「第九」を共演。2016年にドイツにてビルク男声合唱団(1858年創立)他を指揮。現在、モウ・マン・タイ指揮者、コール・ヴァフナ団内指揮者、デュッセルドルフ メナー・コーア日本支部指揮者、香港東京グリークラブ指揮者他をつとめる。

<ひと言>
モウ・マン・タイのメンバーは、全員が香港に駐在した経験を持ち、この共通体験による強い結束力によって、また各メンバーの海外での多様な人生経験によって、日本の他の合唱団と一味も二味も違う歌を歌います。個人レッスンで腕を磨く人も、名だたる別の合唱団で活躍する人も、モウ・マン・タイのメンバーと一緒に歌いたくて練習に集まります。これからも、モウ・マン・タイならではの個性豊かな歌で、自分たちが楽しみながら人の心を動かしてしまう、そんな演奏を目指します。

ピアニスト  岡崎富佐子


1993年4月から1998年3月まで香港に滞在し、

香港日本人倶楽部 合唱団の混声に所属していました。
2009年4月より非力ながらピアノ伴奏を担当しています。
モウ・マン・タイのメンバーが奏でる熱く優しいハーモニーが大好きです。
毎月第二、第四土曜日の練習に加え夏には年1回の合宿もあり私の元気の源です。

新入団員の紹介

 

                       新入団員の紹介はこちら